【比較】イラスト制作会社の社員に求められるもの

同じイラストレーターでもフリーランスと会社員では求められるものが変わってきます。
ではイラスト制作会社の社員に求められるものを知ってみましょう。これからイラストレーターを目指す人は就職活動にも役立ててみてくださいね♪

イラスト制作会社・社員に必要なポイント

意見を伝える社会人

企画をする力があるか

フリーランスのイラストレーターとして依頼を受けると、イラスト制作会社から受け取った仕様書を元に制作することになります。
しかしイラスト制作会社に就職するとただイラストを描くだけでなく、企画・アイディア出しを任されることも少なくありません。
企画発案を求められたときに良いものを提出できると評価もあがります。

イラスト全体のバランスを見れるか

イラスト制作会社に就職すると自分でイラストを描くだけでなく、フリーランスのイラストレーターに依頼した作品にも目を通すことになります。
数人で描くためレベルの差が出ることは多く、ときには修正を任されることもあります。
イラスト全体のレベルを均一にするための力が求められるでしょう。

様々なタッチのイラストが描ける

イラスト制作会社の社員になると様々なタッチ・モチーフのイラストを任されることになります。
フリーランスの場合は「あの人はこのモチーフに強いから依頼しよう!」という話し合いのもとで発注されるので、描くイラストが偏る場合があります。
しかしイラスト制作会社の社員の場合は「とりあえず描いてみよう」というスタンスで仕事が回ってくるので、様々なタッチ・モチーフのイラストを担当することになります。
色々な仕事に対応できるよう自分のイラストの幅を広げておくと良いでしょう。

イラスト制作会社に就職するとはどういうことか

イラスト制作会社に就職するということは、依頼されたイラストを指示書通りに描けばよいというわけにはいかなくなります。
外注に依頼したイラストの管理や仕様書を作るなど様々な作業がプラスされるでしょう。
しかしその一方でイラスト制作会社に社員として就職していると、安定した収入があるというメリットを得られます。
フリーランスはある日依頼が来なくなるかも……という不安がありますが、会社員の場合はその悩みはありません。
また会社に機材が揃っている場合がほとんどなので、自分で出費しなくても良いのです。
イラスト制作会社に就職するということは、管理業務を行うと同時に安定した生活を手に入れることと言えるでしょう。

まとめ

イラスト制作会社に就職してイラストレーターとして働くためには、画力以外にも必要なものがありそうですね。
イラスト制作会社に就職するのが良いのか・フリーランスが自分に合っているのかを考えてみると良いかもしれません。