イラストレーターは、近年また需要が増えてきた職業です。
プロとして食べていくのはとても難しい、という知識はもう古いものとなってきました。
業界をしぼって探せば、ひと昔前までと比べてずっと仕事をしやすくなっているんです。
一体、今どんな業界でイラストレーターの仕事の需要が増えているのでしょうか。
この記事で、業界ごとに紹介していきます。
イラストレーターとして働きたいという方は、是非参考にしてみてくださいね。
イラストレーターの需要が高い業界
ソーシャルゲーム業界
一番イラストレーターが必要とされているのは、ソーシャルゲーム業界です。
スマートフォンの急速な普及と同時に増えたソーシャルゲームは、日本で一大ブームとなっていますね。
ソーシャルゲームのキャラクターは、繊細なタッチで描かれることが多い上、たくさん登場します。
中には、一つのゲームの中に1000以上のキャラクターが登場するものまで。
当然、その分イラストレーターを雇って描いてもらわなくてはならなくなるため、需要が増えているんですね。
ソーシャルゲームのブームはこれからも続くと見られているので、イラストレーターの需要が高い状況は続くと考えられます。
ライトノベル業界
ライトノベル業界でも、イラストレーターの需要は高いです。
特に表紙のイラストの評価はそのライトノベルが売れるかどうかに関わるので、責任重大の花形な仕事です。
近年は、ライトノベルの表紙や扉絵を描く為にイラストレーターを目指す方も増えてきています。
出版社によっては表紙の絵を担当する為のコンテストなども開催されているほどです。
表紙や扉絵などで担当した作品がヒットすれば、商品化やアニメ化、漫画化などにも関わることができますし、一気に売れっ子イラストレーターデビューできます。
知名度が上がることによって、様々なライトノベル作品の表紙の依頼が舞い込んでくることになるでしょう。
イラストレーターとして必要とされるためには
イラストレーターの需要が高い業界について紹介してきました。
では、ここからはその業界でイラストレーターとして必要とされる為にするべきことをみていきましょう。
主に、以下の2点です。
- 自分の作品を知ってもらうサイトなどを作る
- 期限を守って作成することで信頼関係を作る
一つずつみていきます。
ネットで自分の作品を知ってもらえる場所を作る
ソーシャルゲームや、ライトノベルのイラストを描いていきたいなら、ネットで自分の作品を知ってもらえる場所を持っておくのが一番です。
イラストレーターの採用担当者は、実際にネットで絵を見て合いそうな人がいないか探すからです。
有名なのは、Pixivなどです。
多くのイラストレーターが登録しているので、少なくともここには自分の作品を定期的にアップして存在を知ってもらいましょう。
メールアドレスを載せておけば、直接仕事の依頼がくることもあります。
おすすめなのは、Pixivのプロフィール欄に自分で作ったイラストを載せているサイトのURLを載せておくことです。
少しでも自分のイラストを多くアピールできるようにベストを尽くしましょう。
期限を守って作成することで信頼関係を作る
少しでも仕事の依頼をもらえるようになったら、絶対に提出期限までにイラストを納品しましょう。
この期限が守れないと、いくら素晴らしいイラストだったとしても信頼関係を作ることは出来ません。
「この人は仕事が遅いから、次から違う人に依頼しよう」と思われてしまう可能性大です。
お金をもらってイラストを描く以上、仕事です。
社会人として仕事をしているという感覚を忘れず、しっかり信頼関係を作っていくことでお得意様を増やしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回の記事では、イラストレーターの需要が高い業界と、必要とされる為にするべきことを解説してきました。
参考になったでしょうか。
イラストレーターとして働きたいなら、まずは作品を知ってもらうのが一番です。
そして掴んだ仕事は期限を守って作成することで、継続した依頼がもらえるように努力していきましょう。