イラスト制作会社|会社勤めのメリット

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イラストレーターの働き方を大きく分けると、会社勤めとフリーランスの二つに分けることができます。
イラストレーターのようなクリエイティブな仕事ではフリーランスのイメージの方が強いかもしれませんが、実は意外にも会社勤めの人が多いのです。
会社に勤める人が多いのにはそれなりの理由があるはずです。
それではイラストレーターの会社勤めのメリットについて見ていきましょう。

会社勤めのメリット

その① 多様なタッチやモチーフを経験できる

会社勤めのイラストレーターの仕事は、基本的に会社から振られます。制作会社にはジャンルを問わず様々な依頼が来るため、必然的に社員のイラストレーターは依頼内容に合わせて様々なタッチ、モチーフのイラストを描くことになります。そのためマルチなイラストレーターになることができますし、新しい得意分野を見出す可能性もありますね。
これがフリーランスの場合だと、意識していなくとも仕事の幅が限られてくることがよくあります。様々なイラストに挑戦できるのは、会社員の特権かもしれません。

その② 制作の全ての工程を見ることができる

会社勤めの場合、企画の立案の段階からその工程に立ち会うことがあります。イラストレーターの関わる仕事の全容を知ることができるのはその後のタメになるでしょう。
フリーランスの場合は、受注して、描き、納品するところまでで仕事が終わってしまうため、全ての工程を見ることができないのです。

その③ 収入が安定している

会社勤めの収入はもちろん給料制です。毎月一定額が確実に入ってきます。
イラストレーターという特殊な仕事であるため、忙しかったり残業代が出なかったりするところも中にはあるようですが、それでも収入が約束されているのはクリエイターとしては喜ばしい限りではないでしょうか。
精神的にも安定するので、コンディションのムラも少ないかもしれませんね。

その④ 人脈が広がる

会社員時代を経てフリーランスになるというイラストレーターもいます。
もしフリーランスに転向する際に、成功するかしないかの鍵となってくるのが人脈なのです。会社員時代にクライアントから仕事を評価されていて、顔と名前を覚えてもらっているようであれば、フリーになっても仕事を依頼してくれるかもしれません。
フリーランス転向を考えている人は、会社員時代にどれだけ人脈を作るかということも頭に留めておきましょう。

まとめ

会社員のメリットはいろいろなものがありましたが、総じて言えることは受けられる恩恵が多いということでしょう。
会社の中の人間である以上自由度は高くありませんが、イラストレーターとして一人前になるにはまず会社勤めからスタートするのが無難なのかもしれませんね。

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